2018-04-10
  現代の電子工学は、負の電荷を帯びた数多くの電子の動きによって打ち立てられました。 ただし電子のふるまいは、普遍的でありながらも、その詳細は未だ明らかにされておらず、物理学者らを悩ませ続けています。 とりわけ、偏光した電磁波の影響を受けた際、電子はどのように動くかという疑問は、未解明の現象です。   偏光は、電磁波や光波などの波が回転するときに発生します。...
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2018-03-29
  一人の現代理論物理学者が、難題に立ち向かっています。   物理学者のヤーシャ・ネイマン博士は「より多くを学べば学ぶほど、現実はますます捉えにくいものとなります。 絶対が相対になったり、静的なものが動的なものになったり、確実なものが不確実なものになってしまうのです。」 と、語ります。   沖縄科学技術大学院大学の...
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2017-05-25
  量子の世界は優雅で神秘的です。 そこでは日常生活で経験しないようなとても奇妙な物理法則がはたらいています。例えば、粒子が一度に2つの別の場所に存在できたり、離れた場所にいる粒子が互いに反応したり、さらには「粒子」であり「波」でもあるという、日常の常識では考えもつかない性質があります。沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者はこの度、量子物理学的にも視覚的にも極めて不思議にみえる、...
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2017-01-24
  量子コンピュータの将来像については、専門家はもちろん、多くの企業や政府機関の間で注目の話題となっています。従来の二進法の「1」と「0」の「ビット」でデータをトランジスタやメモリ内で演算・保存する代わりに、量子コンピュータの世界では、原子、イオンまたは電子などの系を「量子ビット」として用い、 1と0を同時にとる(重ね合わせ)状態も含む無限の組み合わせで演算します。Google、...
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2017-01-10
  ここ十年ほど、二次元(2D)物質が、ますます多くの研究者から注目を集めています。ひとつないしほんの数個の原子分の厚さしかないというのが特徴であるこれら2D物質は、様々な元素、または元素のコンビネーションから構成されています。科学者たちが2D物質の虜となったのは、ノーベル物理学賞受賞(2010年)につながったアンドレ・ガイム博士とコンスタンチン・...
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2016-07-14
 この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の物理学の研究チームが、新たなスピン液体の存在を示唆する研究を発表しました。スピン液体は科学者の興味をそそる特異な現象で、磁性体における原子の磁気の方向が定まらずに揺らぎ続けます。OISTの研究チームの理論的発見はコンピュータ・シミュレーションによって検証されました。特に注目すべきは、このスピン液体の数学的記述は、...
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2016-06-16
 量子力学の分野では、物理学者が光子や電子など微小な単一粒子や、少数粒子の集まりについて研究しています。これらの粒子は波動として振る舞うときがあり、その特殊な性質を利用して粒子を操作したり制御することが可能です。量子力学では、粒子が壁を通り抜けるといった非日常的な現象が起こります。沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究チームは、...
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2016-05-18
 何かについて知っていることと、それを証明できることとには重要な違いがあります。科学でも同様で、誰もが知っていても実証できないアイディアというものがあります。そのうちの一つが、粉粒体における無秩序と準安定状態との関係性です。これまで解明されなかったこの2つの現象の結びつきを、このほど3名の研究者が新たな実験法によって明らかにしました。  沖縄科学技術大学院大学(OIST)...
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2016-04-29
 沖縄科学技術大学院大学(OIST)光・物質相互作用ユニットのシーレ・ニコーマック准教授らは、このたび、ガラスマイクロレーザーを作製し、それらを圧縮空気で調整する新技術を開発しました。本研究成果は、ネイチャー・パブリッシング・グループが発行する電子ジャーナル「Scientific Reports...
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2016-03-31
 冷たくて美味しい飲み物を口にするとき、大抵の人はコップに入った氷の中で何が起きているかを考えたりはしないでしょう。沖縄科学技術大学院大学(OIST)量子理論ユニットのニック・シャノン准教授らは、このたび、ある2つの実験に基づいた詳細な理論を打ち立て、氷中の陽子の振る舞いを明らかにし、アメリカ物理学会発行の学術誌「...
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2016-03-14
 OIST量子理論ユニットのカリム・エサフィ博士、オーウェン・ベントン博士、ルドヴィック・ジョウベルト博士の3人は、物質が示す非常に際立った状態である「スピン液体」について探求し、また、この状態が物理学の分野に大きな進展をもたらすかどうかを見極めるべく、日々奮闘しています。...
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2016-03-03
 石炭や石油などの従来のエネルギー源と違い、再生可能エネルギーは、エネルギー源そのものが自然の営みの変動に左右されるため、かなり予測がつきにくいものです。このことにより、その時々の消費需要をどのくらいまかなえるかを計算する際、再生可能エネルギーでは、多くの問題を抱えてしまうのです。  沖縄科学技術大学院大学のマヘッシュ・バンディ准教授をリーダーとする研究チームは、...
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