2018-08-15
  果てしなく続いてきた人類と細菌との戦いの中で、薬剤研究に役立つ道具を開発することは重要であり、これらの道具によって人類はこの戦いを優位に進めてきました。   近年では、細菌が持つ抗生物質へ薬剤耐性が重大な危機につながる問題として注目されています。その理由は、細菌が薬剤耐性を持つと従来の細菌対策の有効性が失われ、...
Type: ニュース記事
2018-07-11
 この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者が、ガラスの微小気泡を利用して作製した技術により、文字通り光を当てることにより、微小粒子の存在を検出できるようになりました。   本技術は、「ウィスパリング・ギャラリー」として知られている特定な物理現象に由来します。1878年、英国人物理学者のレイリー卿(ジョン・ウィリアム・ストラット)が、...
Type: ニュース記事
2018-02-23
 エイミー・シェン教授の机の上には、ピンク色をした、切手サイズの長方形のガラス基板があります。この一見目立たないガラス基板が、食品の品質モニタリングから疾病の診断に至るまでの広い分野で、革命をもたらす可能性を秘めています。   この基板は「ナノプラズモニック」という特殊な性質を持っており、その表面には、...
Type: ニュース記事
2017-09-06
  世界が化石燃料から再生可能エネルギーへの方向転換をしている一方で、私たちはかつてないほど、エネルギーを大量に消費する機器に頼るようになっています。そんな中、高性能電池の必要性はますます高まっていると言えます。多くの携帯電子機器には、リチウムイオン電池が電源として使われていますが、リチウムイオン電池は発火性があり、時には爆発する危険性もあります。実際、...
Type: ニュース記事
2017-05-19
   従来の化学は、非常に多様で複雑、かつ微細な化学分子を生成するという点においては、非常に強力なツールです。 しかし従来の化学で不可能なのが、巨視的規模の大きな分子構造の合成で、これには膨大な量の化学物質に加え、精巧で複雑な技術が必要となります。これを達成するために科学者らは、分子が自発的に集まって自己組織化し、球状、筒状、その他様々なの形状を生み出す化合物を活用しています...
Type: ニュース記事
2017-03-14
  ナノ粒子が発見されたのは、ごく近年だと思われるかもしれませんが、この微細な物質は何世紀も前から利用されてきました。ローマの職人が4世紀に作ったとされる、有名なリュクルゴス・カップは、二色性のガラスを特徴とし、金と銀のナノ粒子を全体に散りばめてあり、正面から光が当たると緑色を放ち、後ろから光を照らすと赤く発色します...
Type: ニュース記事
2016-10-11
  1897年、J. J. トムソンが電子を発見して以来、科学者たちはこの素粒子の動きを説明しようと様々な手法を用いて取り組んできました。電子はあまりにも小さく動きが素早すぎて、光学顕微鏡を用いても見ることができません。そのため前世紀においては、電子の運動の観測は困難を極めました。しかし、ネイチャーナノテクノロジー(...
Type: プレスリリース
2016-06-13
 時として、極めて小さなものが、とてつもなく大きな変化を世界にもたらします。その一例がナノ粒子です。ナノ粒子は非常に小さいものですが、医薬、製造、エネルギーなど様々な分野で重要な役割を果たしています。この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究チームが、ひとつの元素を核とし、別の元素がその周りを「カゴ」のように取り囲む、銅-銀ナノ粒子のユニークな構造を発見しました。この「カゴ」は、...
Type: ニュース記事
2016-05-25
   一酸化炭素(CO)は有毒ガスの一つで、その排出は大気汚染の原因にもなるため、空気中のCO濃度を素早く検知することは非常に重要です。しかし、炭素系燃料(調理用ガスやガソリン等)の不完全燃焼により発生するこの気体は、無味・無臭・無色であることから検出が難しいとされています。空気中のCO濃度を測定することができるセンサーの開発が複数の研究機関で進められている中、...
Type: ニュース記事
2016-02-12
 沖縄科学技術大学院大学(OIST)では、異なる研究分野間の連携を推進しています。この度、ソフトマター物理学と構造生物学という異分野の研究者が協力し、界面活性剤を用いた結晶化・可視化法を開発しました。界面活性剤は表面を活性化する働きがあるため、洗剤や化粧品、ペンキなど数多くの工業製品に使われています。生物学から見ても、物理学から見ても、...
Type: ニュース記事
2016-02-01
 半導体の集積度が2年ごとに倍増すると予測する「ムーアの法則」の終焉が、2015年エレクトロニクス分野で大きな話題となりました。従来のシリコン型技術では、半導体チップ1個に集積できるトランジスタの数と大きさが物理的限界に達しつつあります。一方、代替技術の進歩は、未だに広く実用化されるにはほど遠いのが現状です。「ムーアの法則」を復活させるためには、動作中に発生する熱や、...
Type: ニュース記事
2015-08-06
 世界的なエネルギー需要を解決する特効薬はありません。しかし、電気エネルギーを自己持続性のある化学反応からそのまま活用する燃料電池は、化石燃料よりも安価な代替エネルギーとなる可能性が見込まれています。  燃料電池で起こるエネルギー転換をより促進するために、研究者たちは「貴」金属と呼ばれる特別な金属、例えば金や銀、プラチナなどでできたナノ粒子を電極の表面に分散します。このような貴金属は、...
Type: ニュース記事
Subscribe to ナノサイエンス