2016-08-09
 沖縄科学技術大学院大学(OIST、沖縄県恩納村)と、沖縄県水産海洋技術センター(沖縄県糸満市)などは、沖縄で養殖が盛んなオキナワモズク※1のゲノム(全遺伝情報)解読に初めて成功しました。その結果オキナワモズクのゲノムは他の褐藻※2に比べて小さく、遺伝子数も少ないことが明らかになりました。また、褐藻に特徴的なヌメリ成分に多く含まれ、健康機能性が報告されている多糖類※3のひとつ「フコイダン※4」...
Type: プレスリリース
2016-07-14
 「OIST マリン・サイエンス・ステーション」と名付けられたこの臨海実験研究施設は、約80の水槽設備、水深3mのプール等を配備し、OISTの研究者をはじめとする、国内外の研究者に海洋に関わる実験研究の場を提供する施設です。沖縄の地理的利点を活かし、海洋に関わる様々な実験・研究の拠点として発展していくことを目指しています。  研究分野間に垣根のない学際性を特徴の一つとするOISTでは、...
Type: ニュース記事
2016-06-23
 長い期間にわたってサンゴが自力で生存することはとても難しく、生存維持のため褐虫藻と共生関係を結ぶ必要があります。褐虫藻はサンゴが必要とする栄養の約90%を供給しているため、褐虫藻との共生を維持することはサンゴの健全な状態を保つためには欠かせません。...
Type: ニュース記事
2015-09-18
生きた化石  「生きた化石」という言葉は、カブトガニやシーラカンスなど、古代の化石とほぼ同じ形のまま生きてきたいろいろな動植物に使われます。しかし、この言葉は、生物が進化することを提唱したチャールズ・ダーウィンがシャミセンガイ(写真)に対して最初に使いました。その理由は、多くの動物の祖先が化石となって現れるカンブリア紀(5.41-4.88億年前)...
Type: プレスリリース
2014-11-26
   深海はあまりに遠い存在で、人間の活動が引き起こす何らかの変化が深海の生物にまで影響を及ぼしているとは想像し難いものです。さらにもっと難しいのは、深海から証拠を収集、調査し、どのような影響があり得るか特定することです。フジツボを思い浮かべてみましょう。ミニチュア版の火山のような形をした硬い固着生物です。岩や船底など硬いものに付着し、海水中の微生物をろ過して食べます。...
Type: ニュース記事
2014-11-06
 去る10月29日、海外の研究機関から名だたる6名の専門家が沖縄科学技術大学院大学(OIST)に集合し、海洋細胞生物学のミクロの世界から、外洋や沿岸地域における海流変動まで幅広く発表をし、話し合いが行われました。会合は、それぞれの知見について学ぶとともに、海洋科学を共通の専門とする研究者たちにとって、お互いの経験を共有する良い機会でもありました。OISTのジョージ・イワマ プロボーストは、「...
Type: ニュース記事
2014-10-24
   10月20日、沖縄科学技術大学院大学を高橋ひなこ環境大臣政務官が訪ずれ、同政務官のご挨拶をもって、国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)第29回総会が幕を開けました。本年会ではICRIの会員が一堂に会し、サンゴ礁生態系保全に取り組む世界各地のコミュニティーや地元団体の活動について話し合います...
Type: ニュース記事
2014-10-03
 今春、沖縄科学技術大学院大学の生物多様性・複雑性研究ユニットに所属するベアトリス・レクロ研究員は、太平洋を航海する船に飛び乗りました。しかも、この船はただの船ではありません。何十人もの海洋科学者、そしてネーレウスと名付けられた、世界一深く潜ることができる無人深海探査艇を乗せた調査船なのです。  調査船は今回、ニュージーランドから、フィジー、そしてサモアへと伸びる世界で最も深い海溝のひとつ、...
Type: ニュース記事
2014-07-04
  OISTの新しい住人をご紹介します。等身大のザトウクジラです!去る6月28日(土)、80名の子供たちがOISTを訪れ、沖縄出身のアーティストpokke104さんと一緒にザトウクジラの壁画を描きました。約14メートルの壁画は、本物のザトウクジラと同じ大きさで、OISTカフェテリアの外に展示されています。  ...
Type: ニュース記事
2014-05-23
 「我々は本気でサンゴ礁を守りたいと考えています」と語るOISTマリンゲノミックスユニットの新里宙也研究員。多様な海の生物を育むサンゴ礁は、現在深刻な危機に直面しています。沖縄のサンゴ礁を守り、将来にわたって存続させるために沖縄県が立ち上げたのがサンゴ礁保全再生事業で、新里研究員は科学者の立場から本事業に参加し、高度な専門知識を提供しています。こうした中、同研究員を中心とするOISTのチームが、...
Type: プレスリリース
2014-01-30
 2013年、沖縄本島の川で、 沖縄・奄美古来の言葉「ニライカナイ」の名を冠した新種のハゼが発見されました。ニライカナイとは、ここ沖縄に古くから伝わる概念で、海の彼方にあり、生命や豊穣を生み出す神の住まう楽土を意味します。壮大なロマンを感じさせるこの言葉を名にしたニライカナイボウズハゼ(Stiphodon niraikanaiensis)を発見し、...
Type: ニュース記事
2014-01-23
 1つの動物の中の1つのゲノムが、どのようにして2つの全く異なる形態を作り出すのだろうか?この疑問を解明するために、コンスタンチン・カールツリン研究員はクラゲの研究に着手しました。そしてミズクラゲについて研究していく中で、この疑問を解く鍵となる、変態(動物がある形態から別の形態へと変化すること。例えば、サナギ→蝶)の調節について興味深い事実を発見しました。2月3日付けの...
Type: ニュース記事
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