2020-01-10
 日本では19世紀後半から真珠養殖が盛んに行われ、美しい真珠を広く養殖・商品化できるようになりました。一方、遺伝学的、進化論的な観点では、真珠の母貝であるアコヤガイ(Pinctada fucata)について、これまでほとんど理解されてきませんでした。沖縄科学技術大学院大学(OIST)マリンゲノミックスユニット...
Type: プレスリリース
2020-01-08
     2017年、沖縄美ら島財団によって沖縄県恩納村瀬良垣沖の東シナ海で行われた調査中に、意外な魚が発見されました。水深214メートルの海底から無人探査機ROVを使って採集された鮮やかな黄色をしたこの小さな魚は、これまで日本で見つかっていなかったハゼ類の1種(学名Larsonella pumilus)であることが確認されました。本種は、...
Type: ニュース記事
2019-12-11
「頭足類は地球上で最初の知的な生き物だったのです。」      分子遺伝学者であり、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の創設者の一人であるシドニー・ブレナー博士のこの言葉は、コウイカやタコ、ツツイカなど頭足類に対する科学的関心の急速な高まりを示しています。頭足類の発達した神経系と複雑な行動が注目されていますが、その多くは未だ謎に包まれています。...
Type: プレスリリース
2019-12-11
この度新たに記載された、ダンゴイカの一種、ブレナーミミイカの動画
Type: ビデオ
2019-07-30
 微小な寄生動物であるニハイチュウ(二胚動物)はわずか30個の細胞からなるため、単細胞動物である原生動物と多細胞動物である後生動物の中間的な位置にある動物とされており、中生動物と言われています。体は基本的に3つの部分から構成されていますが、動物界にいる普通の動物よりもずっと単純です。しかし、もとは海にいる普通の無脊椎動物と同じような体をもっていたということが、最近明らかになりました。...
Type: プレスリリース
2019-07-03
(共同プレスリリース)  Marine Ecology Progress Series誌の新たな研究によると、サンゴ礁が赤道海域から離れ、より穏やかな気候の地域に生息する傾向にあります。研究者らは、熱帯のサンゴ礁における若いサンゴの数が過去40年間で85%...
Type: プレスリリース
2019-04-16
 透き通るクラゲ、色とりどりのサンゴ、海底でたゆたうイソギンチャク。見た目は全く異なりますが、これらはすべて動物の系統樹の中で同じ部類に属しています。実は、クラゲも成長の初期段階では、サンゴやイソギンチャクのように海底に固着しています。この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者たちは、クラゲが固着の段階を卒業し、海中へと泳ぎ出すための遺伝子群を突き止めました。  ...
Type: プレスリリース
2018-08-24
 沖縄科学技術大学院大学(OIST)マリンゲノミックスユニットの中島啓介研究員らは、哺乳類の腸管表面の粘液層※1に定住する腸内細菌※2が、「キチン」という多糖の一種を主要素としたバリア免疫機構を失うことと引換えに成立したこと、そして、...
Type: プレスリリース
2018-05-21
  海の水をすくってそこに浮かぶプランクトンのサンプルを太陽の光に向けてかざしてみると、きらきらと輝いて見えます。この輝きは、複雑な結晶構造の骨格を持つ海水面付近のプランクトンが、太陽光を屈折させたり反射させたりすることにより引き起こされるものです。   これらの生物は、アカンタリアと呼ばれるプランクトンの1種で、世界中の海に非常に多く存在します。別名、...
Type: ニュース記事
2018-05-17
  サンゴ礁は危機に瀕しています。海洋汚染、海水温の上昇、海洋酸性化の影響で、世界のサンゴ礁生態系は今まさに減少しており、一部はすでに消滅してしまいました。このような危機的状況の中、沖縄科学技術大学院大学(OIST)と東京大学大気海洋研究所(AORI)のサンゴ研究者たちと沖縄の漁業者は、...
Type: ニュース記事
2017-04-06
   研究成果のポイント 沖縄とオーストラリア・グレートバリアリーフの二箇所から、サンゴを食い荒らすオニヒトデのゲノムを解読(オニヒトデの全ゲノム解読は世界初)。 5,000キロも離れた二つのゲノムが極めて似通っていることから、オニヒトデがごく短期間で広範囲に大量発生していることを示唆。 オニヒトデは、別のオニヒトデが発する誘引物質に反応し集まることを確認。...
Type: プレスリリース
2016-08-09
 沖縄科学技術大学院大学(OIST、沖縄県恩納村)と、沖縄県水産海洋技術センター(沖縄県糸満市)などは、沖縄で養殖が盛んなオキナワモズク※1のゲノム(全遺伝情報)解読に初めて成功しました。その結果オキナワモズクのゲノムは他の褐藻※2に比べて小さく、遺伝子数も少ないことが明らかになりました。また、褐藻に特徴的なヌメリ成分に多く含まれ、健康機能性が報告されている多糖類※3のひとつ「フコイダン※4」...
Type: プレスリリース
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