2019-07-30
 微小な寄生動物であるニハイチュウ(二胚動物)はわずか30個の細胞からなるため、単細胞動物である原生動物と多細胞動物である後生動物の中間的な位置にある動物とされており、中生動物と言われています。体は基本的に3つの部分から構成されていますが、動物界にいる普通の動物よりもずっと単純です。しかし、もとは海にいる普通の無脊椎動物と同じような体をもっていたということが、最近明らかになりました。...
Type: プレスリリース
2019-07-03
(共同プレスリリース)  Marine Ecology Progress Series誌の新たな研究によると、サンゴ礁が赤道海域から離れ、より穏やかな気候の地域に生息する傾向にあります。研究者らは、熱帯のサンゴ礁における若いサンゴの数が過去40年間で85%...
Type: プレスリリース
2019-04-16
 透き通るクラゲ、色とりどりのサンゴ、海底でたゆたうイソギンチャク。見た目は全く異なりますが、これらはすべて動物の系統樹の中で同じ部類に属しています。実は、クラゲも成長の初期段階では、サンゴやイソギンチャクのように海底に固着しています。この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者たちは、クラゲが固着の段階を卒業し、海中へと泳ぎ出すための遺伝子群を突き止めました。  ...
Type: プレスリリース
2018-08-24
 沖縄科学技術大学院大学(OIST)マリンゲノミックスユニットの中島啓介研究員らは、哺乳類の腸管表面の粘液層※1に定住する腸内細菌※2が、「キチン」という多糖の一種を主要素としたバリア免疫機構を失うことと引換えに成立したこと、そして、...
Type: プレスリリース
2018-05-21
  海の水をすくってそこに浮かぶプランクトンのサンプルを太陽の光に向けてかざしてみると、きらきらと輝いて見えます。この輝きは、複雑な結晶構造の骨格を持つ海水面付近のプランクトンが、太陽光を屈折させたり反射させたりすることにより引き起こされるものです。   これらの生物は、アカンタリアと呼ばれるプランクトンの1種で、世界中の海に非常に多く存在します。別名、...
Type: ニュース記事
2018-05-17
  サンゴ礁は危機に瀕しています。海洋汚染、海水温の上昇、海洋酸性化の影響で、世界のサンゴ礁生態系は今まさに減少しており、一部はすでに消滅してしまいました。このような危機的状況の中、沖縄科学技術大学院大学(OIST)と東京大学大気海洋研究所(AORI)のサンゴ研究者たちと沖縄の漁業者は、...
Type: ニュース記事
2017-04-06
   研究成果のポイント 沖縄とオーストラリア・グレートバリアリーフの二箇所から、サンゴを食い荒らすオニヒトデのゲノムを解読(オニヒトデの全ゲノム解読は世界初)。 5,000キロも離れた二つのゲノムが極めて似通っていることから、オニヒトデがごく短期間で広範囲に大量発生していることを示唆。 オニヒトデは、別のオニヒトデが発する誘引物質に反応し集まることを確認。...
Type: プレスリリース
2016-08-09
 沖縄科学技術大学院大学(OIST、沖縄県恩納村)と、沖縄県水産海洋技術センター(沖縄県糸満市)などは、沖縄で養殖が盛んなオキナワモズク※1のゲノム(全遺伝情報)解読に初めて成功しました。その結果オキナワモズクのゲノムは他の褐藻※2に比べて小さく、遺伝子数も少ないことが明らかになりました。また、褐藻に特徴的なヌメリ成分に多く含まれ、健康機能性が報告されている多糖類※3のひとつ「フコイダン※4」...
Type: プレスリリース
2016-07-14
 「OIST マリン・サイエンス・ステーション」と名付けられたこの臨海実験研究施設は、約80の水槽設備、水深3mのプール等を配備し、OISTの研究者をはじめとする、国内外の研究者に海洋に関わる実験研究の場を提供する施設です。沖縄の地理的利点を活かし、海洋に関わる様々な実験・研究の拠点として発展していくことを目指しています。  研究分野間に垣根のない学際性を特徴の一つとするOISTでは、...
Type: ニュース記事
2016-06-23
 長い期間にわたってサンゴが自力で生存することはとても難しく、生存維持のため褐虫藻と共生関係を結ぶ必要があります。褐虫藻はサンゴが必要とする栄養の約90%を供給しているため、褐虫藻との共生を維持することはサンゴの健全な状態を保つためには欠かせません。...
Type: ニュース記事
2015-09-18
生きた化石  「生きた化石」という言葉は、カブトガニやシーラカンスなど、古代の化石とほぼ同じ形のまま生きてきたいろいろな動植物に使われます。しかし、この言葉は、生物が進化することを提唱したチャールズ・ダーウィンがシャミセンガイ(写真)に対して最初に使いました。その理由は、多くの動物の祖先が化石となって現れるカンブリア紀(5.41-4.88億年前)...
Type: プレスリリース
2014-11-26
   深海はあまりに遠い存在で、人間の活動が引き起こす何らかの変化が深海の生物にまで影響を及ぼしているとは想像し難いものです。さらにもっと難しいのは、深海から証拠を収集、調査し、どのような影響があり得るか特定することです。フジツボを思い浮かべてみましょう。ミニチュア版の火山のような形をした硬い固着生物です。岩や船底など硬いものに付着し、海水中の微生物をろ過して食べます。...
Type: ニュース記事
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