2021-09-14
ポイント クルマエビの「設計図」であるゲノム情報の概要を明らかにしました。 クルマエビゲノムの大きさ(約19億塩基対)はヒトゲノムの約6割で、約2万6000個の遺伝子が見つかりました。 このゲノム情報はクルマエビの感染症防除法の開発、品種改良や資源評価の情報基盤として役立つと期待されます。 プレスリリース 【共同プレスリリース】沖縄科学技術大学院大学 (以下、OIST)...
Type: プレスリリース
2021-07-14
本研究のポイント: サンゴは生きていく上で単細胞の光合成藻類・褐虫藻と共生することが必須であるが、本研究で初めて、造礁サンゴの細胞が褐虫藻を取り込む瞬間を観察した。 本研究では、先行研究で培養に成功した造礁サンゴ・ウスエダミドリイシの細胞系である培養株「IVB5」を使用したが、この細胞はサンゴの内胚葉細胞の性格を持っている。 サンゴ細胞の約40%が30分以内に褐虫藻を取り込み、...
Type: プレスリリース
2021-07-02
ダンゴイカ類とミミイカダマシ類は、世界各地の海に生息する小さな海洋無脊椎動物で、研究に有用なモデル動物でもある。 ダンゴイカ類は68種、ミミイカダマシ類は5種が確認されているが、それら分化した時期は明らかになっていない。 OISTは、広島大学やアイルランド国立大学ゴールウェイ校の研究チームと共に32種のダンゴイカ類やミミイカダマシ類を採取した。 進化における各種の関係を推定するために、...
Type: プレスリリース
2021-05-25
本研究のポイント: クマノミ属の魚類は、変態の過程で特有の白い帯模様が形成されるが、本研究でクマノミ属の1種であるクラウンアネモネフィッシュの白帯の形成速度が、宿主とするイソギンチャクの種類によって異なることを発見した。 白い縞模様の形成速度に影響を与えるのは、変態において重要な役割を果たす甲状腺ホルモンである。 ハタゴイソギンチャクに生息するクラウンアネモネフィッシュは、...
Type: プレスリリース
2021-04-26
本研究のポイント: 造礁サンゴの「ウスエダミドリイシ」の細胞をシャーレで育てることに成功。 サンゴ幼生の細胞を分離して作られた細胞株が8つの細胞型に成長する。 8つの細胞型のうちの7つは安定しており、無限増殖が可能。凍結後も生存していた。 いくつかの細胞型には内胚葉細胞に似たものも含まれており、サンゴと光合成を行う共生藻類との相互作用や白化現象の解明につながる可能性がある。...
Type: プレスリリース
2021-02-22
ポイント 成長が早いミドリイシ属のサンゴは、サンゴ礁の形成および海岸の保護などに重要な役割を果たしているが、地球規模の環境変化により減少傾向にある。 ミドリイシ属の1種のサンゴには、茶色、黄緑色、紫色の3色の種類があり、それぞれが高温に対して異なる反応を示す。 本研究において、異なる色のサンゴに発現するタンパク質の違いが、環境の変化に対する耐性に関係しているかどうかを調べた。...
Type: プレスリリース
2020-10-15
1998年に、海水温の上昇により、観測史上最悪とも言える大規模なサンゴの白化現象が発生しました。グレートバリアリーフからインドネシア、中央アメリカまで、サンゴは白く幽霊のようになり、多くのサンゴが死滅してしまいました。しかし、それは前兆に過ぎませんでした。その後20年以上の間、サンゴの白化現象はより深刻な形で頻繁に起こり、今後もこの傾向は続くと予測されています。しかし、...
Type: プレスリリース
2020-10-02
翼のような足を持つことから翼足類と呼ばれるシーバタフライやシーエンジェルは、これまで考えられていたよりも酸性の海に耐性を持っている可能性がある、と科学者たちが報告しています。 研究チームは、翼足類の進化の歴史を掘り下げることで、これらの生き物が予想以上に古くから存在し、海水の温度上昇や酸性化といった過去の危機を生き延びてきたことを確認しました。 2020年9月24日に...
Type: プレスリリース
2020-07-08
沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者らが、サンゴを捕食してサンゴ礁を荒らすオニヒトデ(crown-of-the-thorns starfish, COTS)の進化学的歴史を明らかにしました。研究成果は、これまでの長い歳月の間にオニヒトデの集団がどのように変化してきたのかに光を投げかけ、今後の生態系の破壊防止に向けたヒントを与えるかもしれません。...
Type: ニュース記事
2020-06-22
[沖縄県水産海洋技術センターとの共同プレスリリース] 概要 沖縄科学技術大学院大学(OIST)と沖縄県水産海洋技術センターは、2016年に世界で初めてオキナワモズク※1S株(品種名:イノーの恵み)のゲノム解読に成功しましたが、今回はその時解読したS株に加え、勝連(K株)、恩納(O株)、知念(C株)で発見された特徴的なオキナワモズクのゲノム解読を行いました。...
Type: プレスリリース
2020-01-10
 日本では19世紀後半から真珠養殖が盛んに行われ、美しい真珠を広く養殖・商品化できるようになりました。一方、遺伝学的、進化論的な観点では、真珠の母貝であるアコヤガイ(Pinctada fucata)について、これまでほとんど理解されてきませんでした。沖縄科学技術大学院大学(OIST)マリンゲノミックスユニット...
Type: プレスリリース
2020-01-08
     2017年、沖縄美ら島財団によって沖縄県恩納村瀬良垣沖の東シナ海で行われた調査中に、意外な魚が発見されました。水深214メートルの海底から無人探査機ROVを使って採集された鮮やかな黄色をしたこの小さな魚は、これまで日本で見つかっていなかったハゼ類の1種(学名Larsonella pumilus)であることが確認されました。本種は、...
Type: ニュース記事
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