2019-03-20
沖縄では亜熱帯の海岸線に沿って海藻の養殖が盛んに行われており、年間の生産量は数万トンにのぼります。しかしながら、海水温の上昇などにより生産量が安定しておらず、新たな養殖技術の確立が喫緊の課題となっています。この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者と恩納村漁業協同組合のグループは、健康食材として人気の高い海藻、イトモズクのゲノム(全遺伝情報)の解読に成功しました。...
Type: ニュース記事
2018-12-13
 DNA シークエンシング技術の向上によって、多くの生物種でゲノムデータが解読・公開されています。得られたゲノムデータをモデル生物のものと比較すれば、解読された配列の機能が推定されるので、ゲノム比較は医学などの分野にも大きな貢献が期待されています。しかし、ゲノムデータを確実な方法によって種間で比較するソフトウェアは、これまで開発されていませんでした。この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)...
Type: ニュース記事
2018-10-23
 東南アジアで最も長い河川であるメコン川流域にはナマズの一種、俗名カイヤン(学名 Pangasianodon hypophthalmus)が生棲しており、メコン川は内陸の河川漁業区としては世界最大規模を誇ります。特にベトナムではカイヤンを盛んに養殖し、年間約110万トンというこの地域最大の漁獲高を得ています。他の重要な食用魚であるタイセイヨウダラやアメリカナマズは、すでにそのゲノムが解読され、...
Type: ニュース記事
2018-08-24
 沖縄科学技術大学院大学(OIST)マリンゲノミックスユニットの中島啓介研究員らは、哺乳類の腸管表面の粘液層※1に定住する腸内細菌※2が、「キチン」という多糖の一種を主要素としたバリア免疫機構を失うことと引換えに成立したこと、そして、...
Type: プレスリリース
2018-07-26
 ハブ(Protobothrops flavoviridis)は国内の毒蛇としてよく知られており、その毒液は多様な生理活性を持つタンパク質の「カクテル」です。その全容解明のために、全ゲノム解読が待たれていました。九州大学生体防御医学研究所の柴田弘紀准教授は、沖縄科学技術大学院大学の佐藤矩行教授、東北大学の小川智久准教授らとの共同研究で、ハブの全ゲノム配列を決定し、ハブゲノムにコードされる約25,...
Type: プレスリリース
2018-05-17
  サンゴ礁は危機に瀕しています。海洋汚染、海水温の上昇、海洋酸性化の影響で、世界のサンゴ礁生態系は今まさに減少しており、一部はすでに消滅してしまいました。このような危機的状況の中、沖縄科学技術大学院大学(OIST)と東京大学大気海洋研究所(AORI)のサンゴ研究者たちと沖縄の漁業者は、...
Type: ニュース記事
2017-12-05
 沖縄科学技術大学院大学(OIST)にある海洋生物学の研究室を訪ねたら、シャーレーの中で身体を長く伸ばしたり縮めたり、もだえるように動く奇妙な動物を目にするかもしれません。そしてさらに、こうした普段はあまり目立たない動物とあなたの間に、たくさんの共通点があることを知って驚くかもしれません。  OIST...
Type: ニュース記事
2017-07-18
  この地球上に住むさまざまな動物がどのように起源し進化してきたのかを証明することは、我々が生物を理解するための一つの方法であり、最も小さな生活空間の中にもその驚くべき答えが隠されています。例えば、タコやイカといった頭足類の腎嚢に住みついている小さな寄生動物のニハイチュウ(二胚動物)もそうです。ニハイチュウは見た目は大して重要そうでもなく、...
Type: ニュース記事
2017-04-06
   研究成果のポイント 沖縄とオーストラリア・グレートバリアリーフの二箇所から、サンゴを食い荒らすオニヒトデのゲノムを解読(オニヒトデの全ゲノム解読は世界初)。 5,000キロも離れた二つのゲノムが極めて似通っていることから、オニヒトデがごく短期間で広範囲に大量発生していることを示唆。 オニヒトデは、別のオニヒトデが発する誘引物質に反応し集まることを確認。...
Type: プレスリリース
2016-10-14
 9月24日(土)、OISTマリンゲノミックスユニット前田健博士がこれまで進めてきたハゼ類の生活史や分類などの研究を評価され、日本魚類学会より奨励賞を受賞しました。本賞は、優れた研究成果をあげ魚類学の進歩に寄与し、将来の発展が期待される40才未満の研究者に贈られます。「...
Type: ニュース記事
2016-09-30
概要   沖縄科学技術大学院大学(OIST)マリンゲノミックスユニットの安岡有理研究員らは、サンゴの卵を用いた遺伝子操作実験に成功し、ヒトを含む動物の体づくりの進化における謎をまたひとつ明らかにしました。 ポイント: サンゴの受精卵を用いた世界初の遺伝子機能解析 サンゴの産卵は一年に一回しか行われない上に、産卵予想は大変難しく、入手が困難です(図1)。さらに、...
Type: プレスリリース
2016-09-12
  8 月 27 日(土)、OISTマリンゲノミックスユニットの井上潤研究員が魚類の系統とゲノムの進化研究について評価され、日本進化学会の研究奨励賞を受賞しました。本賞は進化に関連する研究分野において、大きな発展が期待される若手の学会員に授与されます。今回の受賞に際して井上博士は、「嬉しい。自分の地道な研究を誰かが見てくれていると感じた。」とコメントしました。    ...
Type: ニュース記事
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