2022-05-23
本研究のポイント シロアリの仲間の中で2番目に多いレイビシロアリ科の自然史を明らかにする新しい研究成果が発表された。 主に木材の中に小さなコロニーを形成するレイビシロアリは、一般に原始的なシロアリと考えられているが、実はこの科について分かっていることはわずかである。 研究チームは、世界中で見つかった120種のシロアリのミトコンドリアゲノムを解読し、...
Type: プレスリリース
2022-05-19
2022年4月14日、OISTのヒト進化ゲノミクスユニットを率いるスバンテ・ペーボ教授(アジャンクト)が「生命科学」分野において日本国際賞を受賞しました。 日本国際賞は、1980年代に日本政府が設立した国際的権威のある賞で、世界規模での科学技術の発展に寄与することを目的としたものです。 ペーボ博士は、古代人ゲノム解読による古人類学への先駆的貢献が評価され、...
Type: ニュース記事
2022-04-18
共同プレスリリース(山形大学/沖縄科学技術大学院大学) 本研究のポイント シロアリの巣にはハネカクシなどのシロアリではない昆虫(好白蟻性昆虫)も住んでいる。 これまでに見つかっている全ての好白蟻性ハネカクシの情報をまとめ、そのほとんどが複雑な巣をつくるシロアリの巣に住んでいることを見つけた。 好白蟻性昆虫によるシロアリの巣への侵入を感染症に見立てて数理モデルを構築し、...
Type: プレスリリース
2022-02-03
本研究のポイント: 本研究では、海洋無脊椎動物のゲノムが、はるか長い年月にわたって安定性を維持してきたことを明らかにした。 染色体は、数百万年の間に起こるランダムな突然変異により一部が再編成され、時には融合したり混ざり合ったりすることで、種によって異なるゲノムを持つようになる。 本研究では、海綿動物、刺胞動物、左右相称動物という3つの主要な動物群に属する生物種のゲノムを比較し、...
Type: プレスリリース
2022-01-14
本研究のポイント シロアリは社会性を持つゴキブリで、約1億5千万年〜1億7千万年前に、姉妹群であるゴキブリから分岐したと考えられている。 これまでは、シロアリは分岐後から現在に至るまで徐々に小型化しているという未検証の説が有力であった。 小型化した昆虫は、より複雑な社会を形成できると考えられているため、社会性昆虫であるシロアリが徐々に小型化しているという説は、理にかなっていた。...
Type: プレスリリース
2021-12-23
本研究のポイント ヘビや哺乳類の毒に含まれる毒素には、共通の起源があることが本研究で明らかになった。 本研究では、「カリクレインセリンプロテアーゼ」と呼ばれる毒素の起源をたどり、共通の祖先が持っていた唾液タンパク質をつきとめた。 また、進化系統樹により、マウスやヒトなどの哺乳類の唾液に含まれる非毒性の唾液カリクレインも、同じ祖先遺伝子から進化したことが判明した。 本研究は、...
Type: プレスリリース
2021-07-02
Type: ニュース記事
2021-07-02
ダンゴイカ類とミミイカダマシ類は、世界各地の海に生息する小さな海洋無脊椎動物で、研究に有用なモデル動物でもある。 ダンゴイカ類は68種、ミミイカダマシ類は5種が確認されているが、それら分化した時期は明らかになっていない。 OISTは、広島大学やアイルランド国立大学ゴールウェイ校の研究チームと共に32種のダンゴイカ類やミミイカダマシ類を採取した。 進化における各種の関係を推定するために、...
Type: プレスリリース
2021-06-01
この度、エヴァン・エコノモ教授が、2021年度のハーバード大学ラドクリフ研究所フェローに選出されました。教授は1年間、米国マサチューセッツ州ケンブリッジにおいて、類まれなアーティストや科学者、学者、実務家専門家などと共に、発見や学際的交流を通して学び合い、高め合うことになります。 沖縄科学技術大学院大学(OIST)の...
Type: プレスリリース
2021-05-25
本研究のポイント: クマノミ属の魚類は、変態の過程で特有の白い帯模様が形成されるが、本研究でクマノミ属の1種であるクラウンアネモネフィッシュの白帯の形成速度が、宿主とするイソギンチャクの種類によって異なることを発見した。 白い縞模様の形成速度に影響を与えるのは、変態において重要な役割を果たす甲状腺ホルモンである。 ハタゴイソギンチャクに生息するクラウンアネモネフィッシュは、...
Type: プレスリリース
2021-05-13
Type: ニュース記事
2021-03-30
本研究のポイント: 毒は、動物が獲物を捕らえたり、自己防衛をしたりするための武器としてきたタンパク質の混合物である。 ヘビの毒腺と哺乳類の唾液腺では、一連の遺伝子が共通に活性化されていることが明らかになった。 これらの共通遺伝子は、適切に機能するタンパク質を分泌腺で大量に生産できるようにし、毒を進化させる上で重要な基盤となっている。 これらの発見は、...
Type: プレスリリース
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