2022-11-09
繁殖期のシロアリでは、異性カップルに加え、同性カップルも誕生します。しかし、そのような同性カップルでは、片方が異性のような行動をとるため、シロアリの求愛行動の観察からそれが異性間で行われているのか同性間で行われているのかを見分けることは困難です。この度、シロアリが、同性カップルにおいて求愛行動中に性役割を柔軟に変化させており、そのことが同性ペア行動の進化において重要であることが研究で明らかになり...
Type: プレスリリース
2022-10-19
カクレクマノミの、危険に満ちた長旅を描いたピクサー映画『ファインディング・ニモ』のイメージとは異なり、現実のクマノミは水中の住みかに深く愛着を抱きます。触手を持つ刺胞動物門の宿主イソギンチャクに幼魚のときに住み着き、生涯を通してほとんどのクマノミ類が宿主イソギンチャクに住みます。 クマノミ類や褐虫藻に対する研究は盛んに行われているものの、...
Type: プレスリリース
2022-10-03
ノーベル賞選考委員会は、マックス・プランク進化人類学研究所所長で、OISTの教授(アジャンクト)も務めるスバンテ・ペーボ教授が、「絶滅したヒト科のゲノムと人類の進化に関する発見」により大きな貢献をしたとして、2022年のノーベル生理学・医学賞を授与することを発表しました。 この栄誉ある賞は、...
Type: プレスリリース
2022-09-20
本研究のポイント: 今日、私たちが世界中で目にする生物の多様性は、大部分が突然変異によってもたらされたもの。しかし、それが生物の適応度に及ぼす影響については、まだ十分に解明されていない。 OISTの研究グループは、これまで理論的にしか説明されていなかった突然変異と進化に関する概念を、初めて実験で示した。 この概念は「中立ネットワーク」と呼ばれ、...
Type: プレスリリース
2022-08-09
神経系の特殊な細胞である神経細胞(ニューロン)は、おそらくこれまでに誕生してきた細胞の中で最も複雑な細胞といえるでしょう。人間の神経系は、膨大な量の情報を処理し、伝達することができます。しかし、このような複雑な細胞がどのように生まれたのかについては、長年議論が交わされてきました。 このほど、沖縄科学技術大学院大学(OIST)、...
Type: プレスリリース
2022-05-23
本研究のポイント シロアリの仲間の中で2番目に多いレイビシロアリ科の自然史を明らかにする新しい研究成果が発表された。 主に木材の中に小さなコロニーを形成するレイビシロアリは、一般に原始的なシロアリと考えられているが、実はこの科について分かっていることはわずかである。 研究チームは、世界中で見つかった120種のシロアリのミトコンドリアゲノムを解読し、...
Type: プレスリリース
2022-05-19
2022年4月14日、OISTのヒト進化ゲノミクスユニットを率いるスバンテ・ペーボ教授(アジャンクト)が「生命科学」分野において日本国際賞を受賞しました。 日本国際賞は、1980年代に日本政府が設立した国際的権威のある賞で、世界規模での科学技術の発展に寄与することを目的としたものです。 ペーボ博士は、古代人ゲノム解読による古人類学への先駆的貢献が評価され、...
Type: ニュース記事
2022-04-18
共同プレスリリース(山形大学/沖縄科学技術大学院大学) 本研究のポイント シロアリの巣にはハネカクシなどのシロアリではない昆虫(好白蟻性昆虫)も住んでいる。 これまでに見つかっている全ての好白蟻性ハネカクシの情報をまとめ、そのほとんどが複雑な巣をつくるシロアリの巣に住んでいることを見つけた。 好白蟻性昆虫によるシロアリの巣への侵入を感染症に見立てて数理モデルを構築し、...
Type: プレスリリース
2022-02-03
本研究のポイント: 本研究では、海洋無脊椎動物のゲノムが、はるか長い年月にわたって安定性を維持してきたことを明らかにした。 染色体は、数百万年の間に起こるランダムな突然変異により一部が再編成され、時には融合したり混ざり合ったりすることで、種によって異なるゲノムを持つようになる。 本研究では、海綿動物、刺胞動物、左右相称動物という3つの主要な動物群に属する生物種のゲノムを比較し、...
Type: プレスリリース
2022-01-14
本研究のポイント シロアリは社会性を持つゴキブリで、約1億5千万年〜1億7千万年前に、姉妹群であるゴキブリから分岐したと考えられている。 これまでは、シロアリは分岐後から現在に至るまで徐々に小型化しているという未検証の説が有力であった。 小型化した昆虫は、より複雑な社会を形成できると考えられているため、社会性昆虫であるシロアリが徐々に小型化しているという説は、理にかなっていた。...
Type: プレスリリース
2021-12-23
本研究のポイント ヘビや哺乳類の毒に含まれる毒素には、共通の起源があることが本研究で明らかになった。 本研究では、「カリクレインセリンプロテアーゼ」と呼ばれる毒素の起源をたどり、共通の祖先が持っていた唾液タンパク質をつきとめた。 また、進化系統樹により、マウスやヒトなどの哺乳類の唾液に含まれる非毒性の唾液カリクレインも、同じ祖先遺伝子から進化したことが判明した。 本研究は、...
Type: プレスリリース
2021-07-02
Type: ニュース記事
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