2018-08-08
  科学には占いなどに見られる「魔法の水晶玉」のような便利な物はありません。予知や予測は、研究者が実験から集めたデータをすべて詳細に観察することで行われます。 ところが神経生物学の分野では、指の単純な動きから深い哲学的な思索までを制御する神経細胞が観察対象となるため、正確に測定するのが困難です。   そこで登場するのが、シミュレーションモデルです。...
Type: ニュース記事
2018-07-31
  沖縄科学技術大学院大学(OIST)の銅谷賢治教授は、神経回路分野への生涯を通じた貢献が讃えられ、国際神経回路学会 (INNS) のドナルド・ヘッブ賞を受賞しました。   ドナルド・ヘッブ賞は「...
Type: ニュース記事
2018-06-01
概要   沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究員らは、マウスの脳内で神経伝達物質であるセロトニンを放出する神経細胞の活動(セロトニン神経活動※1)を活性化すると、「報酬のエサを獲得できる可能性が高いが、それをいつ獲得できるかわからない」という状況下で報酬をより長く待てるようになることを見出しました。さらに数理モデルを用いたシミュレーションで、...
Type: プレスリリース
2018-03-26
  私たちが学習と呼ぶプロセスは、オーケストラの素晴らしい演奏による交響曲のように、何千もの分子レベルでの反応が合わさったものです。しかしながら分子反応における正確な相互作用のほとんどは、不明のままです。この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者らは 、感覚入力を受信し、随意運動を調整する小脳における学習の分子機構の計算モデルを構築しました。  「本モデルは、...
Type: ニュース記事
2017-03-24
   実際のニューロンを研究対象とする実験系の神経科学者とは異なり、神経計算科学者は、シミュレーションモデルを使用して脳の機能を調べます。多くの神経計算科学者たちがニューロンの簡素化された数学モデルを使用する中、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の計算脳科学ユニット...
Type: ニュース記事
2016-10-17
 沖縄科学技術大学院大学(OIST)と株式会社富士通研究所(以下、富士通研究所)は、脳科学の最新の知見を活用し、人間のように応用力のある強化学習アルゴリズムを開発する共同研究を開始します。  昨今、行動に対する報酬をもとに、試行錯誤を通じて環境に適応した行動選択方策をコンピュータに獲得させる強化学習が、様々な成功事例によって注目を浴びていますが、従来の強化学習では、...
Type: ニュース記事
2016-07-26
 私たちの眼球は、気付いていない間にも常に動いています。1つの物体から別の物体へと視覚対象を変え、視線を一点に集中させているときでさえも眼球の反射的運動は続いています。このような目の動きは衝動性眼球運動(サッカード)と呼ばれています。サッカードが生じているときは、能動的に目を動かそうと意識しなくとも私たちの脳は急速に反応し、話し相手の目を見るなど、...
Type: ニュース記事
2016-07-04
 人の声を聞いて応答したり、写真の中の人の顔を特定したり、しばらく前までは人にしかできないと思われていたことがスマートフォンでもできるようになるなど、人工知能(AI)ソフトウェアの進歩はめざましいものがあります。「AlphaGo」が世界トップクラスの囲碁棋士と対戦し、勝利を収めたのは記憶に新しいところですが、その背景には、深層学習(ディープラーニング)という、...
Type: ニュース記事
2015-02-27
  沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究チームは、脳の意思決定に重要な役割を担う線条体は、役員、中間管理職、一般社員から構成される会社組織に似た階層構造を持つことを見いだしました。   線条体は、脳の中心部に位置し、意思決定や運動処理に関与する大脳基底核の主要な部分です。その腹側部(下部)、背側部(上部)の内側と外側の3つの部位はそれぞれ、動機付け、適応的な意思決定、...
Type: ニュース記事
2014-12-05
 現在、世界各国の政府が国家的に取り組むべき研究として脳のマッピングに力を入れ、脳の秘密を解明しようとしています。米国ではブレイン・イニシアティブ、欧州ではヒューマン・ブレイン・プロジェクトが実施されています。日本においても「...
Type: ニュース記事
2014-07-03
 ヒトの脳は、存在するもっとも複雑なコンピュータと言えます。脳の機能を解明しようと、科学者たちは何世紀にもわたり取り組んできました。近年、ようやく技術の進歩が追いつき、脳の機能を分子のレベルで把握できる時代がやってきました。沖縄科学技術大学院大学の計算脳科学ユニットでは、...
Type: ニュース記事
2014-07-03
左側: トゲ状の突起の数が異なる樹状突起をそれぞれ示している。分子が内部でどのように広がり、拡散するのか、トゲの数が多くなったときの違いを映像で見ることができる。 右側: トゲ内部の分子の分布状態が、トゲに取り込まれた分子を示す軸に対して数値化されたもの。この現象は異常拡散と呼ばれる。
Type: ビデオ
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