サラ・ウォング
2017-03-14
ナノ粒子が発見されたのは、ごく近年だと思われるかもしれませんが、この微細な物質は何世紀も前から利用されてきました。ローマの職人が4世紀に作ったとされる、有名なリュクルゴス・カップは、二色性のガラスを特徴とし、金と銀のナノ粒子を全体に散りばめてあり、正面から光が当たると緑色を放ち、後ろから光を照らすと赤く発色します...
Type: ニュース記事
2017-03-14
ナノ粒子技術研究ユニットのメンバー。(左から)ステファン・シュタインハワー博士、ジェローム・ヴェルニア博士、ムックレス・ソーワン准教授、パナジオティス・グラマティコプロス博士
Type: 写真
2017-02-27
光を出す化合物は、暗いところで光る子供用の玩具、LED、光を放つセンサーにいたるまで、様々な材料で使用されています。このような化合物の需要が増すにつれ、効率的に生成できる新たな方法が重要になっています。沖縄科学技術大学院大学(OIST)の錯体化学・触媒ユニット...
Type: ニュース記事
2017-02-17
アリやハチのような社会性のある昆虫は、組織的複雑性をもつ真社会性があります。そこではコロニーにおける各個体が、独立した生物としてよりも、全体の一部として行動します。コロニーにおいて各個体は、生殖階級であれ労働階級であれ、属する社会的階級に応じた特定の任務を遂行します。多くの種では、生殖の役割は発達段階の早期から決定づけられ、成虫となる前に女王や労働階級の個体は、...
Type: ニュース記事
2017-02-14
ヒトの目には数多くの組織があり、それらが連動して機能することで私たちはモノを見ることができます。脊椎動物の間では、眼の構造は驚くほどよく似ており、例えば、小型魚類のゼブラフィッシュとヒトの眼の構造においても大きな類似性が見られます。モノを見るのに必要な眼球の適切な大きさと形は、眼球組織の発達が正しく制御されることで保たれています。この緻密な発達制御の仕組みは、...
Type: ニュース記事
2017-02-13
神経発生ユニットのメンバー(元メンバーを含む)。左から萩原茜博士、OIST博士課程学生のシェーフ・サイさん、望月俊昭博士、OIST博士課程学生のイージュン・ルオさん、政井一郎准教授。
Type: 写真
2017-01-24
量子コンピュータの将来像については、専門家はもちろん、多くの企業や政府機関の間で注目の話題となっています。従来の二進法の「1」と「0」の「ビット」でデータをトランジスタやメモリ内で演算・保存する代わりに、量子コンピュータの世界では、原子、イオンまたは電子などの系を「量子ビット」として用い、 1と0を同時にとる(重ね合わせ)状態も含む無限の組み合わせで演算します。Google、...
Type: ニュース記事
2017-01-20
OIST量子ダイナミクスユニットのメンバー及び元メンバー。左から、オレキサンダー・スモロディン博士、アレクサンドル・バドルトディノフ博士、デニス・コンスタンチノフ准教授、博士課程学生レイイン・リンさん
Type: 写真
2017-01-20
解説: 電子捕獲システムのアーキテクチャ
上:実験系の概念図。電子溜め(Reservoir 1)下の交流電圧によって誘導された表面の電子がマイクロチャネルを通ってReservoir1と4の間を流れる(赤矢印)。
中:上図のゲート部分中央にあるマイクロチャネルの断面図
下:銅製試料セルの上に置いたマイクロチャネル装置と中央チャネルおよびReservoirのクローズアップ写真。
Type: 写真
