細胞増殖・ゲノム編集ユニット博士研究員
沖縄科学技術大学院(OIST:www.oist.jp を参照)は、沖縄県にある、革新的モデルを目指す科学技術に特化した大学院大学です。本学は、85ヘクタールの敷地に広がる大自然の中に設立され、美しい海岸とサンゴ礁を見下ろす場所に位置します。キャンパスは建築学的観点から見ても印象的なこだわりが施され、その自然の中にある大学施設を際立たせています(OIST campus video tour)。学部の壁を作らないことで、学際的な研究成果を生み出せる環境を提供し、また学内の誰もが、最高水準のリソースへのアクセスと研究機器の利用が可能で、共同研究に生かせるような仕組みを整えています。学内では英語を公用語とし、50ヵ国以上から集まる研究者コミュニティは真の国際性を保持しています。OISTは、教育および研究における卓越したモデルとして、世界の学術界からの認知度が急速に高まっています。
職務概要:
細胞増殖・ゲノム編集ユニットは、正常細胞およびがん細胞における細胞分裂と有糸分裂の品質管理の分子機構を理解し、化学療法アプローチに利用可能な腫瘍抑制機構とがん特異的脆弱性を解明することを目的としています(https://groups.oist.jp/cellpro)。
当ユニットでは、がん特異的な状況において、有糸分裂監視(有糸分裂ストップウォッチ)がどのように細胞増殖を制限し、ゲノムの安定性を維持するかに焦点を当てた研究プロジェクトをリードする意欲的で才能ある博士研究員を募集致します。合格者は、ハイスループット生細胞イメージング、ゲノムワイド遺伝子スクリーニング、ゲノム編集、生化学的な再構成などの様々な細胞培養システムや最先端技術を駆使し、新たな発見を目指した研究を行います。当ユニットでは、メンバーが個人能力および専門能力の向上を図れるよう、協力的且つサポートの充実した職場環境を提供します。
参照:
- Meitinger, Kong, Ohta et al. 2021 JCB
- Meitinger et al. 2020 Nature
- Watanabe, Meitinger et al. 2020 JCB
- Meitinger et al. 2016 JCB
Location
Responsibilities
- 研究プロジェクトの推進および管理
- ハイレベルなジャーナルへの論文出版
- 新たな技術の習得・開発
- ラボミーテイングや学会などでの研究データの発表
- 実験ノートや資料の作成
- ジュニアスタッフや学生の監督
Qualifications
(必須)
- 分子生物学および細胞生物学または関連分野での博士号
- 細胞生物学・がん生物学への強い関心
- 科学への熱意とチーム精神・協調性のある方
- ハイレベルジャーナルでの論文出版経験
- 英語でのコミュニケーション
(尚可)
- ヒト細胞培養・遺伝子編集の経験
- 自動画像解析・定量的画像解析の経験
Report to
Starting Date
Term & Working Hours
常勤、3ヶ月の試用期間を含む1年間の任期制雇用(更新あり・裁量労働制)。
Compensation & Benefits
本学園の規程に基づき経験・能力に応じて支給する
- 通勤手当
- 住宅手当(常勤の場合)
- 年次有給休暇、夏季休暇
- 私学共済 (http://www.shigakukyosai.jp/)
How To Apply
応募書類を下記メールアドレス宛にお送り下さい。
franz.meitinger[at]oist.jp
(#は@に置き換えて下さい)。
Submission Documents
- カバーレター
- 履歴書(論文リストを含む)
- 照会先3名の氏名・所属及び連絡先(内1名は現在または直前の監督者であること)
- 本学では勤務開始前にバックグラウンドチェックを行います。内々定の受諾後、以前の勤務先情報や学歴を含むいくつかの個人情報を本学の業務代行会社へ提出いただきます。
Application Due Date
Declaration
- 沖縄科学技術大学院大学(OIST)では、ポジティブ・アクション(積極的改善措置)を採用しており、教員、学生及び職員の多様性を尊重しています。女性及びマイノリティの方々からの応募を歓迎いたします。
- 応募書類は機密情報扱いとし、応募書類は返却されません。登録された個人情報は、採用選考目的でのみ使用します。個人情報保護に関する基本方針について
- 兼業に関しましては本学園の方針をご確認ください。(https://groups.oist.jp/ja/acd/information-disclosure/)
- 詳細は本学園のホームページ参照(http://www.oist.jp/)