学生求む!ユニークなOIST博士課程の紹介

OIST研究科オフィスが入学希望者を対象に学生募集サイトを新たに立ち上げました。

   科学分野に特化した博士課程における従来の制約が存在しない環境で、「知」の新境地を開拓していく自分の姿を思い描いてみてください。世界一流の教授陣との協働、十分な研究資金、論文研究における自由な研究テーマの選択、専門分野に関する深い知識の習得と学際的交流の機会、これら全てが整った環境を想像してみてください。

   また、何世紀にもわたり、外国文化や貿易の交流拠点となってきた亜熱帯の島に居住し、働くことを想像してみてください。この島が擁する海洋および地上の生物多様性の多さにきっとダーウィンも目を見張ったことでしょう。そのような島にある最先端の施設で研究する自分の姿を思い浮かべてみてください。東アジアの古城を想起させる石材を用いた城壁に囲まれ、スカイウォーク(連絡通路)で連結された建物の中には意思疎通に基づいた研究の精神が脈々と息づいています。

   そのような自分を想像できる学生は、こちらの学生募集サイトから入学願書のお申込みができます。

   OISTの新しいアドミッションサイトでは入学希望者を対象に、優れた研究の機会や博士課程について、また、OISTの博士課程を履修している学生たちの生の声を含む、沖縄での生活に関するさまざまな情報を提供しています。

   OISTが提供するユニークな博士課程では、ルネサンスの精神、つまり自由な探求心を育んでいます。また、学生が希望する分野で強固な専門基礎力を培うと同時に、分野の壁を取り除いた学際的な交流が奨励されています。学生は、メンター(指導教員)による指導のもと、自らカリキュラムを構築し、論文研究のテーマを決める前に複数の研究室で経験を積みます。

  「根本的な考えとしては、やはり1つの専門分野でしっかりとした基盤を築いてもらうことです。本学が他の大学と異なる点は、異分野の研究者同士が交流しやすい環境が整っているところだと思います。ここにはコミュニケーションの妨げとなる事務的・物理的な障壁が存在しません。創造性やイノベーションにつながる交流の機会が提供されています」とOIST研究科オフィスのジェフ・ウィッケンス研究科長は言います。

   世界中から集う学生および教員のために、OISTでは研究分野間のみならず異文化間をつなぐ橋づくりもおこなわれています。教育・研究活動は全て英語でおこなわれる中、英語に加え日本語の授業もOISTの学生および職員とその家族であれば自由に受講することができます。

   現在OISTでは年間を通じて入学願書を受け付けています。入学までのプロセスにおけるOISTの最大の特徴は、最終選考に残った学生をアドミッション・ワークショップに招待し、OIST教員たちによる複数の面接、現役の学生や研究者たちとの交流や、沖縄での生活を実際に体験する機会を提供するというものです。ワークショップは1年間を通じて複数回開催されます。

   2017年にはOISTにとって初の卒業生が誕生します。

   緑が生い茂った亜熱帯の素晴らしい場所で「科学のルネサンス」を一緒に構築していきましょう!

   OISTキャンパスおよび周辺地域のバーチャルツアーはこちらからアクセスできます。   

(ジョイクリット・ミトゥラ) 

広報や取材に関して:media@oist.jp

 

 

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