2012-02-27

実社会での経験を積む:ITインターン生がOISTに


ダイスさんとインターン生


兼城さん(左)と日熊さん

 現在OISTでは若手人材育成の一環として、国立沖縄工業高等専門学校より2名のインターン生を迎え入れています。2月20日~3月31日までの間、OISTのIT(情報技術)基盤について学んでいるのは兼城駿一郎さん(21)と日熊悠太さん(18)です。沖縄には県内の団体及びIT系企業18社が出資して学生を米国カリフォルニア州のIT企業集積地シリコンバレーに派遣する事業「ITフロッグス」があり、兼城さんと日熊さんは昨年、第3期選抜学生としてこの人材育成プロジェクトに参加しました。OISTでは、米国滞在中に見聞きしたことや、日頃の授業で勉強していることを実践で学ぶことを目指しています。

 「将来はIT起業家を目指しています。そのためにはITサービスのフロントからバッグエンドまでの幅広い知識を必要とします。OISTには県内でも類をみない大規模サーバーがあり、この運用ついて学ぶとともに、試験的に新しいサーバーの設置とそのモニタリングを任されています。ここはとても国際的な職場で、熱心なスタッフの方々との英語でのやりとりはとても刺激になります。」と、兼城さんは話してくれました。

 数学教授である父親の影響により幼い頃からパソコンをいじるのが好きで、小学校6年生で既にコンピュータプログラミングに挑戦していたという日熊さんは、沖縄高専に入学して本格的にプログラミングを始めました。「ソフトウェア開発に偏らず、ITインフラに関する知識を深めたいと思っています。OISTのスタッフの方々は知識も経験も豊富でとても勉強になります。」と語ってくれました。

 二人を指導するサイエンティフィック・コンピューティングセ クションのティム・ダイスアシスタントマネージャーは、「このインターンシップは若い2人にとって大学のIT活動について実践で学び、幅広い知識を身につける絶好の機会です。現在2人にはOISTと他機関との間で交わされる大量のデータ送信をテストするとともにモニタリングして貰っています。これはOISTの共同研究にとって欠かせない作業です。高速データ通信のおかげで世界のどこにいてもOISTは科学の世界でキープレーヤーになれるのです。」と充実したITインフラの重要性を語ってくれました。